新.地図のない旅

「新.地図のない旅」、筆者の都合でしばらく休載します。熊日の朝刊に小さく載っている。五木寛之さんが熊日に週一回連載しているエッセイである。
五木寛之さんが、「再開する日があれば、と秘かに思っている。ありがとうございました」と読者にお礼を述べている。

連載を始めて今回で225回を数えている。1200字位のエッセイで毎週楽しみにしていたのに楽しみが一つ減った。
「新.地図のない旅」とは、五木さんらしいネーミングである。題名だけで読んでみたい、興味がそそわれる。

始まりがあれば必ず終わりがある。五木寛之さんの若々しい文章を読んでいると何時までも連載が続くと思っていた。もう新聞で対話できないと寂しさが募る。
いつまでも万年青年、それが総白髪、年齢も90をとうに過ぎている。文章を綴るのに、構想力も、だいぶん齢をとりすぎている。ご苦労様でした。