文豪逝く

正代が初日から2連勝。暫く大相撲から関心が薄くなっていた。正代のふがいなさ、闘志が見られない、必死さが足りない,。とうとう大関から陥落した。
「贔屓の引き倒し、可愛さ余って憎さ百倍、」。大関から陥落した後でも、ひたむきさが微塵も感じられない。我慢の限界、諦めかけていた。

どうせ今場所もダメだろう。テレビ中継はみないでチャンネルお切り替えていた
私が観なかった二日間堂々とした土俵態度で相手をねじ伏せた。
私が観ないと正代は勝つ訳でもなかろうが、取り越し苦労と思わないでもない。まもなく中継が始まるが、縁起を担ぐかもしれない。

ノーベル文学賞、世界が認めた偉大な作家、大江健三郎さんが天国に旅立った。88歳、米寿でときどき元気な姿を拝見していた。まだまだ日本の進む道を見守っていて欲しかった。
人間的にも尊敬されていた。部屋に閉じ籠っているだけでなく、幅広く社会活動をされていた。弱者に寄り添う、優しい心、精神が流れていた。文化勲章は辞退された。