熱燗

立冬は当に過ぎているのに、立田山散策しているとまだ深まり行く秋と言う感じがする。木々が真っ赤に山を染めているからだろう。
深まり行く秋は何だかもの悲しい。夏のような明るい光線は望むべくもなく、今日のようにどんよりした天気は気分が沈んでしまう。

未来の事より、どうしても過去の事が頭に浮かんでしまう。それも、若い時の想い出が心を占める。今日は熱燗で一杯!!
師走が近づくと、田舎では老いも若きも村を挙げて祭りを楽しんでいた。祭りにはご馳走を持ち寄り、くるま座になり1日中飲んだり食べたりしていた。

大鍋には熱く沸かした甘酒、体の芯まで暖まり、何倍もお代わりしたものだ。最後には全員で村の鎮守様に健康をお祈りしたのも、昨日のように懐かしく思い出される。
こんな心境になるのも、深まり行く秋、そして寒い冬になって行く気候のせいである。コロナ感染者が増えている。今から5回目のコロナワクチン接種に行って来ます。