天路の旅人

沢木耕太郎の新著、「天路の旅人」の紹介記事が熊日の読書欄にのった。天路、「てんろ」、「てんじ」、「あまじ」、どう読めばいいのかわからない。
TUTAYAにどう読むかきいてみると、担当者もはっきりしない。在庫は「天路の旅人」1冊あります」と丁寧な返事が返ってきた。

どう読むかは別にして、とるのもとりあえず売り切れ前にTSUTAYAに直行した。天路に降り名がはなく、疑問は残ったまま新著お手に入れた。
自宅に帰り、パソコンやスマホで調べると、「天路」は「あまじ」と載っていた。「天に上って行く道」とある。初めて目にした熟語である。

熊日の「天路の旅人」紹介記事には、沢木耕太郎さんが、「第二次世界大戦密偵、西川一三の旅」の謎に迫るノンフィクションであるとある。
沢木さんが旅人とは何かを問う問題作である。旅のみちしるべになる本で、どう読んでも構わない、旅とは自由の境地に至る軌跡、旅の面白さを強調しているとある。「天路の旅人」の本を前にしてワクワクしている。