神帰月



神無月から神帰月に替わった。月が替わると気分一新になる。のんべんだらりと暮らしていたらやる気は失せてしまう。
現代人は古代からの生活の知恵をしっかり受け継いでいる。スマホやパソコンが発達しても、人間の心は何時の時代でもそう変わらない。

10月は良い事も、悪いことも、色々あった。たとえ良い事ばかり続いたとしても、11月は気持ちを切り替えなければ、前へ進めない。
1日、AM6時にアラームで目が覚めたのは、普段通りだが、東の空に手を合わせ、神棚の先祖には丁寧に長く頭をさげた。

今日は昨日とは違う。新しい月に替わったのだ。リビング、廊下を、掃除機をだし綺麗に掃除。庭の落ち葉、家の周りの掃除をする。
1日を迎えるには、新しい気持ちになるには、形から入る。私の心はそう簡単に切り替わらない。弱い心を奮い立たせている。霜月、何か良いことがありそうな気がする。