寒の地獄

くじゅう、長者原、寒の地獄に行く予定を立てていた。天気はぐずついた雨模様の予報が出ていた。コロナ禍であり中止する事も考えない訳でなかった。
しかし、天気やコロナ禍に負けるようでは、この先何時まで我慢しなければならないか。思い立ったら百年目、行くしかない。

山友を誘って、車をやまなみハイウェイに舵を切った。阿蘇の山やくじゅう連山は霧の中、ドライブには最悪の天気である。
牧ノ戸峠あたりから薄日が漏れる天気になった。麓では蒸し暑いジメジメした天気であったが、三愛レストハウスに降りたら、吹き抜ける風は涼しく爽やかであった。

くじゅう連山まで来ると別天地である。真夏でも汗一つ出ない。牧ノ戸峠の登山口は、昨日の雨、ぐずついた天気にも関わらず、登山者は押しかけていた。
寒の地獄には、真夏の定番で毎年訪れている。寒の地獄温泉に入ると、風邪一つ引かず、健康で一年暮らせると確信している。