民意

参議院選挙の結果が出た。日本国民の民意は現状の自民党を中心にした保守政治を選択した。憲法改正を公約にした自民党改憲政党に弾みがつく議席数を得た。
国民の半数近くが棄権した選挙が、改憲発議を承認したことになるのか、疑問は残るが、ルールだから言えば仕方ない。

民主政治は選挙の結果が全てだから、気に入らないからと言っても、自民、改憲をすすめる政党が多数の議席を得たのだから受け入れざるを得ない。
安倍元総理が個人的恨みで暗殺された。改憲に並々ならぬ意欲を持っていたが、あっけなく自作の銃で命を奪われた。

犯人が、改憲に反対した政治的目的で命を奪ったのでないが、結果的に自民大勝に繋がった。言論の封殺でなかったのが、せめての救いであった。
参院選は誰にも強制されず、自由に自分の意思で候補者、政党を選んだ。民主主義の有り難さを再確認した。民意を行使できたと思っている。