カムカム

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NHK連続テレビ小説が今週より新たに始まった。親父、おふくろも好んで朝ドラを観ていた記憶がある。私も楽しみは朝ドラである。親の楽しみは子に遺伝するらしい。
新たに始まった「ちむどんどん」は、食べ物の話らしいからして面白い展開になるだろうと期待している。出だしはうるさいだけで私には不評である。我慢して観続けるしかない。

前作の「カムカムエヴリバディ」は毎回欠かさず観てしまった。ドラマの展開は最初から最後まで画面に釘づけになるほど面白かった。
ドラマはわたしの生きた時代と重なり合う場面が多かったせいもあるが、身につまされる問題が、心に響いたのかもしれない。
家制度、戦争、民主化、高度経済成長、私が歩いてきた歴史と重なり合う。戦争は知らないが、戦前の家制度や、社会の仕組みは戦後も戦前の生き方が色濃ゆく反映されていた。まだ息苦しさが社会を覆っていた。

私が自由を謳歌できたのは、自由を目ざした先人の地道な努力のお蔭である。自由が一人でやって来たのではない。カムカムは久し振りの傑作であった。