正月から2月初めまでが、一年で一番寒い時期、小寒、大寒と呼ばれている。冷え込みが厳しい早朝、暖かいベッドから離れたくない。
早く起きて、ストーブを点け、エアコンをガンガン回し部屋を暖めるのは経済的に割が合わない。仕事を辞めては早く起きる必要がない。
ゆっくり寝ていれば、暖房費はもっと節約できるのだが、高齢者は、時間に目が覚め、用もないのに、習慣が身体に沁みついているのである。
ダラダラ生活したら、正月はあっという間に過ぎ、2月も目の前だ。確実に齢をとる。コロナ禍で家で閉じ籠っていた感覚しかないが、若かったら焦っていたろうが、むなしさもない。
正月は、甥っ子と飲んだり、手作りおせちを振舞ったことが一番の出来事である。健康にはどうかと思うが、今年も餅をたくさん食ったことである。
甥っ子の、「雑煮の餅を一個にして」とのリクエストに思わず苦笑した。高齢者の私は飾り餅まで早々平らげた。今年も健康でたくさん餅を頂いた。食い気だけは健在である。