ひと月、宅配弁当を頼んだことがある。独り者は食事作りが面倒でコンビニ弁当か、インスタント食品で済ますことが多くなる。
栄養のバランスを考えて、宅食を頼んだ。最初、夕食の心配がいらない宅食は独り者には便利で有り難いと思っていた。
ところが、4~5日過ぎるところから、美味しくない食事が進まなくなった。バライティーに富んでいるが箸が進まないのである。
無理を忍んで、途中解約を申し出た。「急に旅行をする事になりました」、と嘘をついて納得してもらった苦い思い出がある。
料理教室に10年以上何のために通っていたのか、独り身になった時のためではなかったのかと、自分を励ます事以外できない。
うめぼし、ラッキョ漬け、今回は山友に勧められ味噌づくりの手作りにも挑戦した。食事は何よりも大事である。飽きなく美味しく食べるには手作りが一番である。家庭の味である。