台風一過

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 台風14号は福岡に上陸した。熊本は台風の影響は避けられなくて、風雨は強まると予報が出されていた。
 台風は、庭木や瓦、壁に甚大な被害をもたらす。昨日は、夕方から風が唸り、木々はしなり不気味な音をがなり立てていた。もうなるようになれと、嵐の過ぎるのを待つしかない。
 早起きして、家の周りを見て回ったが、予想外に木の葉は散らかっていなかったし、静かな朝であった。
 東の空を見上げると、昨日の不気味な空や風の音は嘘のようで、晴れ上がっている。安堵して、箒を持つ手が弾んでいた。
 台風が直撃するか、逸れるか、予報が外れた時、備えていた労力は、くたびれもうけである。災害はくたびれもうけで大正解である。
 危機管理は、大袈裟ななものでない。家庭での小さなことを、万一に備えて準備することである。鉢、物干し台、竿を片付けながら苦笑いしていた。