熱中症の季節

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  昔の常識、今の非常識。昔は、野球の練習時、水分補給は許されなかった。練習中に水分補給するとバテてしまうのが主な理由であった。しかし暑さに負けない、へこたれない根性論がはびこっていた。
 最近、学校の運動会の練習や、根性論で生きてきた老人のゲートボールも熱中症で病院に運ばれている。昔なら、根性が足りない、軟弱だと怒られたかもしれない。
 私は身体を鍛えるため、日中に庭木の剪定はするし、帽子もかぶらないで作業する。さすがに最近は水分補給はするが、熱中症とは無縁である。
 天気予報士が、小まめに水分補給、クーラーを入れて活用すべしと熱中症予防を説いている。昔を知っている私には、考えられないことである。
 鍛え方が違うとうそぶいていた私が、原因不明のふくらはぎ痛に悩まされている。山友から「それは水分不足です」と、一刀両断。返す言葉がない、従うしかない。
 自分の信念を貫くと年寄りの冷や水になりかねない。ここは現代の常識に従うしかない。これから山登りには、ペットボトルを2~3本多く携行していくことにする。