高齢者国際比較調査

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  白書にも色々ある。有名なところで経済白書、防衛白書等々がある。その中に、「高齢者白書」なるものがあるとは、初めて知った。
 白書とは、政府が社会現象を研究し、現状の分析と展望をまとめたものである。政府が関わっていると言うことは税金で賄っていることである。参考にして大いに利用すべきである。
 研究論文を発表する、白書なるものが大いに役立つ。政府がまとめたものが公正で信頼おける数字であるのが前提にある。
 高齢者の国際比較調査なるものが実施された。親しい友人が、「いる、いない」の調査で、日本人高齢者の3割が、一人も親友がいないと回答したと言う。
 先進国の中で日本が最低だと言う。向こう三軒両隣の精神はどこに行ったのだろう。男性の高齢者だけの回答だったら、8割~9割、親友はいないと答えたはずである。
 日本人の高齢者は挨拶程度の付き合いはあるはずだが、病気の時助け合う、困った時相談する、世話したりされたりする、いずれも最低だった。
 これでは老後の充実した生活とは言えない。白書から、日本人高齢者はコミニケションが苦手である。孤独でもあると読み取れる。。