江田船山船山古墳には何回か行ったことがある。明治時代発見され、東京国立博物館に出土品は提供されている。出土品は国の重要文化財に指定されている。
塚原古墳資料館主催の、高齢者向け、植物学の野外講座と、古墳群現場観察会に参加した。地元にある古墳群で最大の塚原古墳群には、名前は聞いていたが行ったことはない。
なんとなく所在地は解っていたが、ナビに頼って車で出かけた。ナビは高速を選択するが高速が苦手な私は、ナビのうるさい方向指示に逆らって旧道で現地に向かった。
何回か道に迷ったが、何とか目的地にたどり着いた。最後は文明の利器に世話になったがたどり着くまでに、心労が重なった。高齢者は文明に弱い。
学芸員の説明で、縄文、弥生時代の出土品を見て回った。学生時代に習ってすっかり忘れ去っていた、古代人の生活が確実に再現されていた。
あいにくの雨であったが、是非是非と主催者に講座の続行をお願いした。今日を逃したら、高齢者は明日がないのである。時間がないのである。雨ぐらいで音をあげる軟な人間はいない。
