小笠原家累代の墓

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  細川家代々の墓所は立田山登山口近くににある;その中にはガラシャ婦人の墓も当然ある。私は歴史に詳しくないが、これぐらいは知っている。
 泰勝寺には行ったことはあるが、市街地にこんな静かなところがあったのかと驚いたこともある。立田山には歴史好きにはたまらない土地、山である。
 いまNHKの大河ドラマ明智光秀の生涯を放送している。光秀の二女が玉である。細川忠興の妻となり、逆賊光秀の子供、ガラシャ婦人として生涯を終えている。
 細川ガラシャ玉を、介錯したのが細川家筆頭家老小笠原氏である。私は細川家の事はおぼろげに知っていたが、家老が誰であるか、その家老の墓が熊本にある事など興味もなかった。
 山友から、ガラシャ婦人を介錯した小笠原氏の墓が、細川代々の墓の近くにあるから、観に行こうと誘われた。知らないことを知るのは私の至上の喜びとするところである。
 熊本地震で壊れた墓石は修理されて、元の形に修復されていたが、はるか遠い戦国の世の姿が現代によみがえったような空気が漂っていた。