学問の自由

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  菅内閣の初めての予算委員会が開かれている。全大臣が出席して議論が繰り広がれている。与党自民党の質問の時は、自分の用事を優先している。
 身内のヨイショの質問には関心が無いし、退屈である。野党の質問は緊張感があって、政府には頭が痛いことがらであるが、権力のチェックは大事である。
 私に関心は学術会議委員の任命問題である。首相の恣意的な任命ではないかと、どう考えてもそう思うのが自然である。
 政府の政策に、異を唱えたから任命を外されたと、学問の自由を侵されたと疑念が生じている。私は明らかに学問の自由が侵されたと思っている。
 学術会議に10億円投じているから、政府の意にそぐわない人は外すと傲慢で高飛車な態度であることはみえ見えである。
 自由にものが言えて、自由に学問が出来るのが、戦後日本の政策であったはずである。自由は全ての基本であると私は思ってきた。学問まで忖度が起きるようでは未来はない。