この原稿を書いている時は、まだ正代の優勝は決まっていない。郷土力士として四勝してもらいたい一心で正代優勝と希望的観測で書いている。
あくまでも予想であるし優勝は決まっていない。現行の優勝制度が確立しての熊本県出身力士の幕内優勝は一度もない。
それ故に、我が郷土出身力士の正代に優勝の期待がいやが上にも盛り上がる。地元宇土には特設会場を設け、応援にも熱を帯びている。
それにしても、スポーツ、相撲の盛んな熊本から一人も優勝者が出ていないとは、解説者も驚いている。スポーツは門地、学歴は関係なく、実力の世界である。
戦前、戦後の昭和の時代までは、ハングリー精神が相撲界にははびこっていた。中学でて直ぐ、口減らしとさえ言われて、精神力が物言う世界であった。
ところが最近、学士相撲取が増え、正代もそうだが苦労してるとは思えない雰囲気がある。いきなり幕下付け出しで、スイスイ出世していく。
兎にも角にも正代に優勝してもらいたい。この原稿がボツにならないためにも！！！
