清栄山

清栄山(1006m)から南阿蘇一帯の雄大な景色が広がる。目を東に向けると祖母山系の山々がそびえる。息の詰まるほどの絶景である。阿蘇外輪山の東に位置する旧九州百名山の一つである。
お竈山閉鎖のため、急遽、清栄山に変更したのである。登山口からいきなりの急登である。少しずつ歩を進めていくしかない:少し歩いては休み粘り強く歩を進める。
10分も歩くと息が上がる。眼下には阿蘇の草原や高森の街並みが広がり、疲れも吹き飛ぶ景色が飛び込んで来る。

何時も思うことだが、感動はいくら言葉で説明しようとしても、語りつくせない。現地に立つ登山者だけの特権である。

登山シーズンにしては、2人の若い登山者に出合つただけ。人気ある山でないが私にとっては大好きな山の一つである。

お竈山

まむし草

お竈山(1153m)、阿蘇後五岳に寄りそってそびえている。山友は登っているいるが私は登つたことはない。
近くに手軽に登れる、何時でも登れると慢心していたら、とうとう登れずじまいになつている。初めて登る山ワクワクする。

昨夜はスマホで地図、道順を丁寧に確認した。登山口が確認できたので頂上を極めたも同然である。
天気も良好、スマホ片手に勇んで出かけた。が登山口が見当たらない。スマホは圏外。目の山は、土砂崩れで道もなく、とても登れそうにない。

ここで決断した。撤退の決断することが山男である。山友の安全を第一に考えることである。下山して役場の観光課に電話すると、地震と大雨で登山道を閉鎖しているとのことである。
未だ登った事が無い山なので残念で仕方ない。いずれ登りたいと思っている。しかし、私には残された時間がない。





 

知の巨人

昨年4月30日立花隆さんは天国に召された。文藝春秋の巻頭エッセイは何時も隅々まで読ませてもらつていた。
命日(30日)に、NHKスペシャルに立花さんの特集,

「最後の旅」が放映された。遅い時間であったが、最後まで興味深く視聴した。

生前の立花さんの仕事部屋はおびただしい本の山である。知の巨人と言われるにふさわしい蔵書のの数々である。
「蔵書の山はゴミとしてすべて処分して欲しい」と遺言している。意思を尊重して家族は一冊残らず処分して、本棚は空っぽになつていた。
「葬式もせず、戒名も要らず、骨はゴミとして処分してもらいたい」と、あっぱれな決断である。死は無である。

膀胱ガンが見つかり余命幾ばくも無いこと宣言された。立花さんのえらいとこは、自分のガンでさえ、客観的に、学問としてに考証している。
自分は勉強が好きである。勉強が仕事である。ここまで言い切ることは余人に真似出来ることでない。余人に代え難し。

こいのぼり

朝曇りは良い天気になると言われている、。早朝、外に出て見上げると、薄い雲が空お覆っていた。洗濯日和、剪定にはもつてこいの良い天気になると確信した。

空を気持ち良く泳ぐこいのぼりの季節である。昨日、町内を歩いて感じたのはこいのぼりが泳いでいないのである。少子化の影響で子供が生まれなかったのか、それともこいのぼりを掲げる伝統が廃れてしまつたのか。

マンションやアパートでは、こいのぼりを立てるスペースがないので、伝統が廃れてしまうのもやむを得ない。

家の周りの生垣が、このところの雨続きで伸び放題になつている。洗濯物お干し終わる頃には、雲一つない良い天気になつた。
剪定日和である。作業服に着替え、帽子を被りいざ出陣である。しんどい仕事には気合を入れないと取り掛かれないのである。

脚立の上で剪定に励んでいると、「怪我に十分気をつけて!!」と声を掛けられた。「そんなヘマはしません」と呟いたが、有難かった。

10連休

ゴールデンウイークの初日、予報通り雨になった。ゴミ収集場まで往復したらずぶ濡れになった。ゴミ収集は祝日も休まず働いてくれる。有難い、ご苦労様です。

庭木の剪定、家の周りの掃除お予定していたが、この大雨では中止せざるを得ない。予定は予定で未定なのだ。予定通り事が進んだら苦労はない。
連続テレビ小説「ちむどんどん」、「モーニングショウ」、テレビの前を占領している。音楽お聞いたり、ビデを鑑賞して午前中おを過ごす、ゆつたりした時間が流れる。

午後から、マージャンの予定が入っている。連休のマージャンは月曜組は中止、金曜組は予定通り卓お囲むと連絡があった。連休でも暇を持て余しているのに!どうでも良いことだが我が家は平和である。
山梨の不明女児の靴が発見された。母親は娘の無事を信じている。3年過ぎたが、生きていると信じ続けている親心が不憫でならない。

ウクライナではおびただしい民間人、頑是ない子供が戦争の犠牲になつている。家族、子供を亡くした親は悲嘆に崩れている。

男岩女岩

明日からゴールデンウイークである。コロナ禍の上、ゴールデンウイーク中ぐずついた天気がつづく予報が出ている。今日は洗濯日和で観光業者は空を見上げて恨めしく思っているだろう。
私がガソリンスタンドを経営していて、ゴールデンウイーク期間中、雨や曇りの日と晴天の日では売り上げが極端に違う事は身をもって経験している。

バイパスを通過する他県ナンバーの車は未だ渋滞するまで至つていないが、これから混みだすに違いない。
毎日が日曜日の高齢者は、ゴールデンウイークに出掛けることはしない。それでも日本国民が浮かれている時、家に籠るのは楽でない。若者の輪に加わりたいのである。

若者から邪魔者扱いされても出掛けたいのである。阿蘇の山に登山を計画している。態々人混みをめがけて行こうと思っている。高齢者は天邪鬼である。

家に籠っていてはハプニングにも遭遇しない。先日、黒木の大藤を見物に行った時、地元の人から、男岩、女岩を教えてもらった。



ホウ酸団子

今日は一日中傘マークである。激しい雨が降り大雨の予報が出ている。湿った南の風が吹きこみ蒸し暑くなった。暑くなるのは歓迎だが、暑くなるとゴキブリがゾロゾロ這いまわるのは困りものだ。
我が家のゴキブリ退治は、ゴキブリホイホイに頼っていた。最初は何匹かかかっていたが、だんだんとれなくなつた。ゴキブリは学習したのだろうか。

どんなに注意しても、戸締りしても、ゴキブリは侵入してくる。夜中喉が渇いて台所に行くとゴキブリ這いまわっている。気味が悪いし、食欲が消え失せる。
ゴキブリ退治特効薬お探していたら、山友からホウ酸団子紹介して貰つたのは4年前の事である。ゴキブリの通りそうな所にホウ酸団子お置くだけである。昨年は20ヶ所仕掛けた。

ゴキブリは食いしん坊だけあつて、よく食べる。食べてくれさえてくれればよいのである。ホウ酸団子お食べたゴキブリは明るい所に出て昇天する。

我が家は最近ゴキブリの姿を見なくなった。しつこいゴキブリ、油断できない。手作りホウ酸団子を山友に予約しておいた。