ワラビ狩りの時期を勘違いしていた。今年は10日早く春が来ていたのに、うっかり見逃していた。昨年のワラビ狩りより遅くなってしまった。
ワラビの時期は過ぎていたが、ダメもとで秘密の場所に出掛けた。山菜は誰にも教える訳にはいかないのである。
昨日の雨で空は澄みきって心地よい風が頬を横切り絶好のワラビ狩りである。麓に車を置き、ピクニック気分で秘密の場所に向かった。
案の定、ワラビは成長し過ぎて、、これでは美味しくいただくには遅すぎた。引き返そうと思ったが、頂上まで我慢して登ろうと思った。
頂上は麓よりワラビの成長が遅い。一分の望みを持って頂上付近まで登ると、ワラビは我々を待っているがごとく、そこら中群生していた。
麓で諦めていたら、春の恵み、ワラビが食卓に上ることはなかった。自然に育ったワラビは、農薬の心配なく体にいい、とびっきり美味しい自然食品である。